ヤマゴ農園の自然薯     Happiness and Smile

当農園は、緑の大茶園が広がる牧之原台地(静岡県牧之原市)で自然薯の販売・栽培をしております。
静岡県独自の在来品種である静岡農試60号という品種を使用しております。
土と種(ムカゴ)に特にこだわり、土壌に優しい、厳選された有機肥料のみを利用し、種(ムカゴ)は、毎年選抜されたもののみをほぼ100%使用するようにしております。
種(ムカゴ)は外部購入します。(60号の種は劣化しやすいため、選抜作業を毎年行う必要があります。)

自然薯は栽培をするのに3年という時間を要します。
1年目、3月中旬頃に、その最上級の種(ムカゴ)を蒔いて、種芋専用の網室で種芋を栽培します。露地栽培ではなく、専用の網室で栽培する理由は、自然薯の種芋にウイルスがつかないように栽培するためで、当農園ではウイルスフリーの種芋を栽培しています。
2年目、1年目で栽培した種芋を4月上旬から5月下旬にかけて定植し、約一年をかけて、皆様がよくご存知である自然薯の大きさまで成長します。
静岡では、静岡方式と呼ばれる栽培方法がよく用いられます。波トタン板の上にダクトと呼ばれるビニール袋を置き、一緒に土壌へ埋設します。
ダクトとは自然薯が収まる部屋のようなもので、自然薯はその袋の中で大きく成長していきます。一般的にパイプ等で栽培されることが多いですが、このダクトを使用することで、パイプ栽培と比べ、防虫・防薬に優れており、灰汁(アク)が出にくくなります。

これらの農作業を繰り返し、当農園では約2年、種(ムカゴ)作りから数えると実質3年の歳月をかけて自然薯を栽培します。
手間隙をかけ、丁寧に管理された当農園の自然薯は見た目も白く、擦った際も白く美しいのが特徴です。味に関して、この品種は「味・香り・粘り」がどれも強く、バランスのとれた品種であり、我々は安心安全かつ、最高級の自然薯を栽培しております。

自然薯を使用した料理のレシピや動画等も配信していく予定ですので、ぜひご期待ください。

家族と自然薯の収穫している様子です!!ご覧ください!